3月18日に開幕する選抜高校野球組み合わせが3月10日の抽選会にて決定しました。未来のスター選手が多く出場するため、見逃すことのできない大会です。
そこで今回は第95回選抜高校野球大会の組み合わせと注目のカードをまとめていきます。
第95回選抜高校野球組み合わせまとめ
各校の初戦の組み合わせをまとめていきます。春の選抜出場校の決め方については毎年話題となっていますが、その中で選出された36校の戦いに注目しましょう！
1日目（3月18日予定）
～開会式～
▽第1試合 東北（宮城・12年ぶり20回目）－山梨学院（山梨・2年連続6回目）
▽第2試合 北陸（福井・34年ぶり2回目）－高知（高知・2年連続20回目）
▽第3試合 大垣日大（岐阜・2年連続5回目）－沖縄尚学（沖縄・9年ぶり7回目）
2日目
▽第1試合 東邦（愛知・4年ぶり31回目）－鳥取城北（鳥取・2年ぶり4回目）
（ここから2回戦）
▽第2試合 大分商（大分・3年ぶり7回目）－作新学院（栃木・6年ぶり11回目）
▽第3試合 英明（香川・5年ぶり3回目）－智弁和歌山（和歌山・3年ぶり15回目）
3日目
▽第1試合 海星（長崎・7年ぶり6回目）－社（兵庫・19年ぶり2回目）
▽第2試合 二松学舎大附（東京・2年連続7回目）－広陵（広島・2年連続26回目）
▽第3試合 敦賀気比（福井・3年連続10回目）－大阪桐蔭（大阪・4年連続14回目）
4日目
▽第1試合 能代松陽（秋田・初出場）－石橋（栃木・春夏通じて初出場）
▽第2試合 龍谷大平安（京都・4年ぶり42回目）－長崎日大（長崎・2年連続4回目）
▽第3試合 仙台育英（宮城・2年ぶり15回目）－慶応（神奈川・5年ぶり10回目）
5日目
▽第1試合 光（山口・初出場）－彦根総合（滋賀・初出場）
▽第2試合 常葉大菊川（静岡・10年ぶり5回目）－専大松戸（千葉・2年ぶり2回目）
▽第3試合 城東（徳島・春夏通じて初出場）－東海大菅生（東京・2年ぶり5回目）
6日目
▽第1試合 健大高崎（群馬・2年ぶり6回目）－報徳学園（兵庫・6年ぶり22回目）
▽第2試合 氷見（富山・30年ぶり2回目）－東北と山梨学院の勝者
▽第3試合 北陸と高知の勝者－履正社（大阪・3年ぶり10回目）
7日目
▽第1試合 クラーク国際（北海道・2年連続2回目）－大垣日大と沖縄尚学の勝者
▽第2試合 東邦と鳥取城北の勝者－高松商（香川・4年ぶり28回目）
注目カードは4戦
注目カード①：大阪桐蔭高 対 敦賀気比高
春連覇をかけて戦う大阪桐蔭は敦賀気比と対戦します。この組み合わせは15年のセンバツ準決勝で対戦しています。
前チームから野手が総入れ替えとなりましたが、そこはさすが大阪桐蔭。粗削りながらも秋季は１度も負けずに明治神宮大会史上初の連覇を達成しました。そんなチームの中心は主将でエースの前田悠伍選手です。1年時からエース級の活躍をしていますが、昨年の秋季は制球を乱すなも、本調子ではないながらチームを勝たせる投球は見事の一言です。
対戦する敦賀気比も抜け目なく、そつのない戦いをするチームなのでロースコアの接戦となったらもつれて勝ち切る、という強さもあります。
注目カード②：仙台育英高 対 慶應義塾高
夏春連覇を目指す仙台育英は、慶應義塾と対戦します。
仙台育英には昨夏の甲子園優勝を経験しているバッテリー、上位打線、センターラインと中心選手が残っています。秋季大会は夏の覇者が苦しむ調整遅れなどの影響もあり、明治神宮大会を含めて2敗を喫しています。冬に再度調整をしてさらに力をつけてきた仙台育英高に期待がかかります。
その仙台育英と対戦するのが慶應義塾です。清原和博さんの次男、勝児選手も所属していることでも注目を集めています。
注目カード③：二松学舎大附属高 対 vs広陵高
かつては「春の広陵」と呼ばれ、好成績を残しています。昨年の明治神宮大会では2年連続で準優勝を果たし、センバツに乗り込んできます。昨年夏は地方大会3回戦でまさかの敗戦を喫しましたが、昨年秋の明治神宮大会でリベンジを果たしています。打線の中心は1年時から注目を集める真鍋慧選手で、大阪桐蔭の前田選手らと高校Big4と呼ばれるスラッガーです。
対戦するのが鈴木誠也選手を輩出した二松学舎大附です。昨秋のチーム打率は3割7分1厘と切れ目がない打線が持ち味です。
注目カード④：報徳学園高 対 健大高崎高
報徳学園高は近畿大会準優勝を果たしており、プロ注目の強肩捕手・堀柊那捕手を擁しています。その初戦の相手が「機動破壊」を代名詞に昨秋のチーム盗塁数87を誇る健大高崎高に決定しました。健大高崎高の足（矛）と堀捕手の肩（盾）のどちらが勝るのか、見どころです。
最後に
WBCも大いに盛り上がりを見せている中で開幕する第95選抜高校野球組み合わせ抽選が終わり、楽しみな組み合わせも目白押しとなっています。
いつか侍ジャパンとして活躍する選手も出てくることが期待されますので、ニュースターの誕生を見逃さずにいきましょう！
