Webサイトのクオリティチェックに関する観点をご紹介します。
Web制作に関わるディレクターや担当者は、ソースコード自体は書かなくとも、
下記のチェック観点を持ちながら品質の高いWEBサイトを作成しましょう。
タイトルやメタデータのチェック
チェック観点
・タイトルが他ページと重複していないか
・タイトルは全角35文字以内で簡潔に
・メタディスクリプションは全角120文字以内で簡潔に
・メタキーワードは10個以内
備考
タイトルやメタデータはSEO上最も重要なポイントの1つであり、ユーザーがページの内容を知るのにも重要な項目です。
タイトルはページごとに適切なキーワードを含め、わかりやすい
クロスブラウザチェック
チェック観点
・主要ブラウザで正しく表示されるか
(文字切れ、文字化け、画像のずれ、レイアウト崩れなど)
備考
主要な複数のブラウザに対応しているか、正しく表示されるかを確認することはとても重要です。
リリース前にブラウザチェックは欠かせませんが、ローカル環境に各種ブラウザの各種バージョンを
揃えてインストールすることは困難です。そんな中各種ブラウザ、各種バージョンでチェックできる無料のブラウザチェックツール
JavaScriptとFlash
チェック観点
・JavaScriptがオフになっている環境への対策ができているか
例①:<noscript>タグでユーザーにJavaScriptが有効でないと利用できないと表示させる
例②:JavaScriptが無効の場合、プルダウンメニューをCSSで動作させる
・Flashが見ることができない環境への対策ができているか
例①:最新のFlash Playerをダウンロードできるサイトへのリンクをはる
例②:Flashを表示できないブラウザには代替画像を用意する
備考
セキュリティ対策としてJavaScriptをオフにしていたり、Flash Playerがインストールされていなかったりする
環境でアクセスすることもあります。ユーザビリティを考えたとき、JavaScriptがオフの状態でも動作するようにしたり、
Flashが見ることのできない環境に考慮したサイトを構築したりすることで、離脱率の上昇を抑え、ユーザーフレンドリーなサイトになります
サイトマップの作成
チェック観点
・ルートディレクトリに sitemap.xml を置いているか
・Google Serach Consoleにサイトマップを登録
備考
GoogleやYahoo!などの検索エンジンにインデックスされるには、各ページを検索エンジンのクローラーにクロールしてもらわなければなりません。
サイトマップを作成することで、検索エンジンのクローラーがページを効率よくクロール
バリデーション
チェック観点
・&を&で記述できているか
・タグはきちんと閉じているか
・id属性が重複していないか
備考
制作したサイトのhtmlやcssについて、W3Cが求める正しい記述や構築ができているかを検証する作業です。バリデーションを行うことは、
きれいな構文を記述できるだけでなく、検索エンジンのクローラーが円滑にクロールすることができるようになる
エラーページ
チェック観点
・他ページへのリンクがあるか
・404ページは存在するか。
・リダイレクトで他ページへ戻ることができる仕組みになっているか
備考
URLや画像、そして階層を含めた構造などがユーザーにとって、また検索エンジンにとっても最適化されたサイトになっているかを見直すことで、
表示速度やアクセシビリティ、ユーザビリティの向上、SEO対策につながります。
⑧脆弱性診断
・脆弱性診断を実施しているか。