DevOpsを実践する企業は6.6%。2年以内に採用する計画を持つ企業を合わせても10%強にすぎなかったです。
まだ登場して間もない技術も多く含まれていますので、これから数年かけて必要スキルと持ったエンジニアが育ち始めると、求人側・求職側ともに1つの職種として安定すると思われます。
DepOpsエンジニアを皆さんも目指してみませんか?
DEVOPSエンジニアとは?年収は?インフラとの違いは?
DEVOPSエンジニアとは?
DevOpsとは「開発チーム(Development)と運用チーム(Operations)がお互いに協調し合うことで、開発・運用するソフトウェア/システムによってビジネスの価値をより高めるだけでなく、そのビジネスの価値をより確実かつ迅速にエンドユーザーに届け続ける」という概念である
DEVOPSの年収は?
米キャリア情報サイト、コンパラブリー(Comparably)は発表した年収ランキングでは6位に位置しています
1位 データサイエンティスト(11万850ドル)
2位 プロダクトマネジャー(10万5000ドル)
3位 モバイル開発者(9万8000ドル)
4位 開発者(9万6000ドル)
5位 セールスエンジニア(9万3000ドル)
6位 DevOps(デブオプス)エンジニア(9万ドル)
DEVOPSの求人内容は?
某有名WEBサイト
開発・運用業務の効率化のために以下のような業務を担当していただきます。
運用環境の企画、構築
自動化ツールの導入、開発
システム監視、パフォーマンスチューニング
オペレーションの改善
チーム内のエンジニアのリード
某有名グルメサイト
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・ミドルウェアバージョンアップ対応(アプリケーション改修も含む)
・アプリケーション、ミドルウェアのパフォーマンスチューニング
・運用および開発改善を目的としたアプリケーション改修
・運用および開発改善を目的とした新規システムのアーキテクチャ設計および構築(ミドルウェア等の技術選定/検証、導入も含む)
・デプロイ、テスト環境、CI環境、開発環境の改善
・開発エンジニアへの技術的な支援
・Ansibleを用いたミドルウェアの構成管理
大手メーカー
・5年以上のIT経験、特にハンズオンでご自身で構築した経験
・5年以上のシニアエンジニアに相当する経験と後進指導経験
・3年相当のAWSやGCPのクラウド構築・運用経験、自動化経験
・日本語及び英語での卓越したコミュニケーション能力(口頭、書面、プレゼンテーション)
・継続インテグレーション・継続デプロイメントの構築運用経験
※以下の内から2つ
・Eコマースシステムの構築・運用経験
・大規模ウェブサービスの構築・運用経験
・継続インテグレーション・継続デプロイメントの実行経験・適用経験
・開発プロセス方法論の導入経験。特にScrum/Agile手法
・テスト方法論や品質管理方法論の導入経験
[ブログ更新しました!] DevOps問題とは? 開発チームとインフラ運用チームのギャップを埋める「DevOps」とは? https://t.co/L4ljdbC8JY pic.twitter.com/qYMyBnkjap
— http://aon.tokyo 石塚正浩 (@cloud9slack) 2018年8月19日
DEVOPSで必要とされるスキルは何なのか?
Chefやansibleなどの構成管理ツールの経験
Chef / Puppet / Ansibleの実務経験がある、または他同様のツールでの実務経験が求められます。経験者の母数が少ないためか、試した事がある、興味がある人の募集も散見できます。
クラウドサービス(AWS/Heroku/Azure等)の利用経験
オンプレミスよりもAWS/Azure等のパブリッククラウド利用経験が重要視されます。
構成管理ツールを使いパブリッククラウドにアプリケーションを設置する前提の求人が多く見られます。
スクリプト言語でのプログラミングの経験
スクリプト言語でのプログラミング経験は必須です。ほとんどの構成管理ツールはスクリプト言語で設定情報を記述します。シェルスクリプトの利用機会も多い為、サーバーサイドでシェルを使ったプログラミング経験もあると歓迎されます。
サーバー負荷、スケーラビリティ確保の経験
クラウドサービスと構成管理ツールを合わせて使う目的に、負荷状況に応じたスケーラビリティ確保があります。サーバーのパフォーマンスチューニングによって解決する問題と、ロードバランサーを使い負荷分散させて解決する問題の両方が存在しますが、どちらかというと後者の負荷分散スキルが求められているようです。
Linuxサーバーの保守・運用経験
クラウド上のインスタンスに新しく環境構築し、そこから保守・運用を行うためにはLinuxサーバー運用の知識と経験が必要になってきます。脆弱性が見付かった際にはパッチを当てる等の対応が当然求められますので、トラブルを抑えたサービス運営のために必要となります。
インフラ・ネットワークの理解
パブリッククラウドではCISCOやYAMAHA等の特定ネットワーク機器の知識が求められることは少なくなりますが、これらを使ったようなネットワーク設計をクラウド上で行いますので、ネットワークエンジニアの経験があると役に立ちそうです。
新卒3年目のぼくが、でぶおぷす???なオジサンだらけのエンプラ金融PJにAnsibleを導入してみた #ansible #devops https://t.co/0LLMXfjafx @SlideShareさんから
フューチャーアーキテクトさんやん— なんとか労働制 (@kanacr) 2018年8月21日
まとめ
全般的にはネットワークエンジニア・インフラエンジニアをDevOpsエンジニアとなっているのでしょう。
インフラエンジニアが生き残るにはプログラミングができないといけないと感じます。