阪神タイガースの外国人の補強は、すさまじいものがありますね。
巨人との違いはなんでしょうか。
阪神タイガースの収入源は?
プロスポーツの収入の要素は
1・入場料収入。約300万人で客単価1人2500円とすれば、75億円。
2・放映権料収入。公表されていませんが、巨人は一時期は1試合1億円といわれていました。今は半分以下でしょうか。
3・スポンサー収入。アディダス、JCB、athome、マクドナルドから、億単位の契約でしょう。
4・グッズ、権利収入。グッズ販売、他社が阪神のロゴなどを用いた商品を販売する際の権利料。
になります。
巨人の売り上げは?
2001年上半期と16年上半期の新聞販売データを比べてみると、読売新聞が1,028万部から901万部、朝日新聞が832万部から658万部、毎日新聞が396万部から309万部と、大きく部数を下げている。
親会社が売れなくなってきてるのに巨人はなぜ補強ができる?
巨人になぜそれが可能なのかというと、先ほど述べたように巨人の売り上げのほとんどが、親会社に対するチケット、放映権の販売だからです。親会社はチケットには利益を上乗せして販売をする。放映権も利益を載せる。他球団であれば、売り上げに伴って販売コストや運営諸経費などが発生するが、巨人はそれがない。
売り上げをそのまま選手の年俸や、球団の経営に使うことができ、グッズ販売などの売り上げは読売グループの他企業に入るし、東京ドームでの諸々の売り上げも巨人の懐には入らないが、収益性が極めて高いそうです。
だから、思い切った年俸を支払うことができる。巨人はこういう形で経営されているから、単体での収益を考える必要がない。
まさに讀賣グループの一子会社として、選手の管理と試合の運営だけを考えればよい。
阪神タイガースの収入源は?巨人との違いは?
阪神タイガースも親会社の出資はない
阪神の活動資金って親会社の出資というよりチケット代とか放映権とかで、ひとえにファ ンありきでやってんだなー、って印象です。
加えて球場自前であることも追い風なの? まぁ、とにかくファンが盛り上げることで選手への出資が可能なのはすごいなって感じですね。
阪神タイガースの収入源は?
阪神タイガースがメーンのスポーツ事業とコミュニケーション事業などからなるエンターテインメント・コミュニケーション事業(EC事業)の営業収益は、プロ野球の入場者の減少などで入場者が減れば当然グッズや飲食品の売り上げも減る。
巨人との違いは?親会社の阪神電鉄の収入源が阪神タイガース
阪神電鉄グループの収益構造は、今や阪神電鉄と阪神タイガースのEC事業が経営の柱なのである。
阪神電車で甲子園球場にファンを運んで試合を見てもらい、飲食してグッズを買ってもらう。これがもっとも簡単で効率的に利益を上げる方法だ。
今後は沿線住民の減少や少子高齢化で、乗客の大幅な増加は見込めない。
観客動員数の減少は、経営の根幹にかかわる問題だ。いかに新鮮味を出して飽きさせないか、新規の客を呼べるか。経営の柱を安定させるためにも、常に活性化させておく必要がある。話題づくりも求められる。
これは巨人にはないですね。
巨人は地域密接型のチームではないので。
ドラフトで阪神が甲子園のスターを読んだ理由はスターを作りたい
「生え抜きスターで客を呼べれば問題ないが、現状を考えると、大型補強は設備投資の一環ということです。必要な資金は、阪急阪神ホールディングスからも、状況に応じて阪神電鉄グループに分配されるようになっています」(電鉄関係者)
岡田、掛布、新庄、鳥谷のような生え抜きスターがほしいんですね。
まとめ
阪神グループにとって、タイガースはいかなるときも「カネのなる木」ということか。