ジャニーズでの二人組のデュオは少数派であり、KinKi Kidsとタッキー&翼しか思い浮かばない。
彼らは、少年期から熱狂的ファンがついていたため、大所帯グループでなくても問題なかったのだろう。
今回は、今までも語れてきただろう、貴重なジャニーズデュオもなぜ、差がついたのか考えてみたい。
タッキー&翼はKinkikids(キンキキッズ)と比較して勝てなかったのだろうか?
Kinkikids
先にデビューしたのが堂本光一、堂本剛のKinKi Kidsです。
今年2017年は、大ヒットした『硝子の少年』(1997)でのデビューから20周年目に突入する節目の年でもあります。
ジャニーズのデュオの歴史を切り開いてきたと言える存在です。
二人の関係性を象徴するのは、何と言っても「相方」という呼び方だろう。
堂本剛にお笑い志向があること、また二人が偶然同姓で関西弁をしゃべることもあるが、二人の会話や間には確かに漫才コンビを思わせるところがあります。
「相方」という関係性。男からみても、親近感がある。
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タッキー&翼
滝沢秀明はまさにジュニア黄金期を率いたリーダーであり、今井翼も人気の高いメンバーだった。
1990年代後半から2000年代初頭のいわゆる「ジャニーズJr.黄金期」の中心メンバーだった。
正統派アイドルと言えるだろう。ジュニア時代の活躍や人気を考えるとまさにエースとエースの組み合わせです。
それくらいの豪華なユニットであった。
第二のKinKi Kidsを狙ったともいえるタキツバはブレイクしたとは言い切れないのも事実だ。
キンキとタキツバには違いがあるのでしょうか。
なぜタッキー&翼はキンキキッズほどの売り上げが上げられなかったか考察したい。
売上の差には4つほどあるのではないか
デビューのタイミング
タッキー&翼は、ジュニア黄金期を引き継いで華々しくデビューすることが考えたに違いない。
Kinki kidsと変わらない、人気や知名度抜群のタッキー&翼をどうやってデビューさせようかと考えたはず。
でも事務所の戦略ミス。嵐がデビューした頃に同じくデビューしたら、キンキ人気との相乗効果でブレイクしたかもしれない、
認知度・知名度の違い
KinKi Kidsの堂本剛と堂本光一苗字が同じであり、2人が同じ人気・実力になっており、バランスのよい対比になっている。
タッキー&翼は、何よりも下積みのないユニットであり、とっつきにくいところがあるかもしれない。また、グループ名もメンバーの名前や特に滝沢秀明の存在感を推しすぎてしまったようにも思える。どうしても今井翼と活動したいと考えた滝沢秀明の希望によりこのような形になったと言われており、ジャニーさんとしてもグループ名を考えていなかったのかもしれない。
事務所の目指す方向性
KinKi KidsはSMAPと同じお笑い路線。タッキー&翼は昔ながらの光GENJIや少年隊タイプの正統派アイドル路線。
KinKi Kidsは汚れ役をやるがタッキー&翼はやらないし、子供っぽくもない。タッキー&翼は正統派すぎてしまったのかもしれない。明るくポップな曲というよりは正統派な感じで行きたかったのだろうか。
嵐の人気が高くなった
本来であれば、TOKIOやSMAPのようにアイドルはグループ売りをした方がいい時代になっていった中で、同年代のタッキー&翼より嵐のほうが時代にあっていたのだろう。KinKi Kidsが2人組としてヒットしたこと自体が例外だったのかもしれない。
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ジャニーズの象徴的存在である。
これら二人組であるデュオには、そのシンプルな編成ゆえにジャニーズの理念や歴史がより純粋なかたちで表れいます。
ジャニーズの活動分野は、ますます多彩なものになってきておりますが、KinKi Kidsとタッキー&翼は、ジャニーズの忘れてはならない「原点」を、それぞれの魅力的なパフォーマンスを通じて思い出させてくれる存在だといえるではないでしょうか。
まとめ
私は二組ともとても好きですし、派手さはなくても個々の活動で自分のやりたいことに邁進されていて、でも2人とも仲良さそうで良いユニットだなと思います。見た目はいかにもジャニーズで面白い事も言うんですけど、真面目というか育ちが良さそうというか、うまく表現できないのですが優等生ぽい雰囲気があって好感が持てます。今後の活躍を期待ですね。
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