昨今のニュースで、巷を賑わせる「仮想通貨」に「メタバース(仮想空間)」。聞いたことはあるけど、イマイチわかってないってことありませんか?私はもちろんわかってるし説明できちゃうっていう方は、この記事はスっと飛ばしていただいて、おすすめの仮想通貨ニュースで最先端情報を手に入れちゃってください。イマイチわからないって方のために、まずはこの記事ではサクッと法定通貨と仮想通貨の違いについて解説していきます!
仮想通貨の歴史
そもそも、仮想通貨が生まれたのは2009年まで遡ります。最初に産声を上げた仮想通貨が、みなさんも聞いたことがあるであろう『ビットコイン』です。それ以降、『アルトコイン(ビットコイン以外の仮想通貨の総称)』と呼ばれる、派生の仮想通貨が次々と生まれてきます。そして2010年には法定通貨と仮想通貨を交換する『仮想通貨取引所』が登場したことにより、仮想通貨保有が急速に拡がっていきました。
法定通貨と仮想通貨の違い
法定通貨
『法定通貨』とは、みなさんが普段使っている日本円、米ドル、ユーロなどなど各国が法律で強制通用力(支払いの手段として、国もしくは国々の法律で使えると決められているお金)が与えられているお金のことを言います。
仮想通貨
『仮想通貨』とは、法定通貨のように発行主体(例えば、日本やアメリカ)が存在しておらず、ほとんどの仮想通貨は国や政府などの中央集権的な発行者や管理者が存在しません。そして、データとしてインターネット上でやり取りできて、財産としての価値がある電子データなので紙やコインといった物理的な実体はありません。仮想通貨の価値や価格は特定の誰かや何かが決めているわけではなく、市場での流通量や需要と供給バランスなど、いろいろなことが要因となって他の仮想通貨や法定通貨との交換レートが決められて取引されています。上限数量があり、巷の需要が高くなれば、その仮想通貨の価値が上がるという訳です。偽札は作るの難しいけど、仮想通貨は偽物とか大丈夫?と思うかもしれませんが、仮想通貨は、暗号技術を基にブロックチェーン技術を用いることで取り引きデータ、残高などの偽造や二重支払いなどの不正が現実的に行えない仕組みになっているんです。
これからの仮想通貨
上記で違いや特徴について書きましたが、実は昨年の2021年、中米のエルサルバドルで仮想通貨のビットコインを法定通貨として世界で初めて採用することを発表し、世界中で大きな話題となりました。近い将来、仮想通貨も法定通貨として色々な国で流通していくかもしれませんね。また、メタバース(仮想空間)での決済は仮想通貨で行われていますが、リアルな世界においても仮想通貨での決済ができるんです。日本でも仮想通貨で支払いができる店舗も徐々にですが増えてきています。例えば、ビックカメラやコジマではビットコインでの決算ができます。また都内や地方の個人店舗でもリップルという仮想通貨やイーサムという仮想通貨で決済が行えるお店があります。仮想通貨はリアルに私たちの身近で使われているんですね。
まとめ
ざっくりではありますが、仮想通貨と法定通貨の違いや特徴がわかりましたか?もし、もっと知りたい気持ちが芽生えたのなら、ぜひ仮想通貨について学んでみてください。どんなことでも興味を持つところから始まりますからね。